カウンセリングは「人の話をしっかりと聴くこと」、それが基本と言われています。ご存知の方も多いかもしれませんね。
では、なぜ、この「人の話をしっかりと聴くこと」が、カウンセリングの基本となるのでしょうか?
それは、相手との信頼関係を築くためです。
知らない土地で、道を尋ねる場面を想像してみてください。
あなたは、どんな人に声を掛けるでしょうか?
話しかけやすい雰囲気の人
何となく優しそうな人
一度も話したことがないにも関わらず、人は、「なんとなく」近付けそうな雰囲気の人を選んでいます。
そういう人に目星をつけ、実際に声を掛けてみる。
そうすると、大概は、どこへ行きたいのかを真剣に聞いてくれる人ではありませんか?
無意識のうちに、「この人は話しやすい人!」と信頼を置いているのです。
相談者も同じです。信頼できると判断した人には、心を開いてくれます。
南カリフォルニア大学と上越教育大の共同研究に、このようなデータがあります。
オープナー(相手の自己開示を引きだすのが上手な人)の特性が高い人は、自己開示をする側の人から好かれる
だから、「人の話をしっかりと聴く」という姿勢こそが、カウンセリングの基本となってくるのです。
この心理、好きな人だったら話せる、という人間の心理にも似ているかもしれませんね。
では、どうやって「人の話をしっかりと聴く」というオープナー特性を高められるのでしょうか。そもそも、「しっかりと」聴く、ということは、どういうことなのでしょうか。
初級コースでは、相談者の「何を」「どう」しっかりと聴くのか、ということを、実践を通して学んでいきます。知識だけではなく、体を使って実際に体験していきます。
サッカーのルールやボールの扱い方だけを学んでも、サッカーがうまくなるわけではありませんよね。実際にボールを蹴ったり、ヘディングしたり。体験して始めて、「こうやってやるんだ!」ということがわかりますね。
カウンセリングも同じです。
そして、「人の話をしっかりと聴く」ということが身に付くと、家庭でも、職場でもあるいは、友人との関係であっても、誰に対しても使えるようになります。基本が身につくと、応用範囲もどんどん広がっていきます。
カウンセリングが全くの初めての方は、やり方がわかると、「もっと頑張ってみよう!」という自信と意欲に繋がっていくことでしょう。
過去に対人援助職として働いていた方、あるいは、現職の方は、「こうやればもっとうまくいくんだ!」と、ご自身のやり方との違いを発見できることでしょう。
あなたの勇気あるチャレンジが、これから出会う相談者の未来を変えていきます。
一歩、踏み出してみませんか?
会場にて、あなたのお越しをお待ちしております。
会社員
対馬 輝明 様
自分の相談事を人に聞いてもらったとき、
「この人に話を聞いてもらって良かった!」
と思う時と
「たしかに言っていることは正しいんだけどなぁ、、、話さなきゃよかったな」
と思うことがあります。
もしかしたら、自分も誰かの相談を受けたけれど、相手には
「話してよかったな」
ではなく
「この人に話をするんじゃなかったなぁー」
って、思われているのかもしれません。
一体どんなところに違いがあるのでしょうか?
その違いを、私はこの講座を受けることによって知ることができました。
この講座で学べるのは、カウンセリングをする上で大切な「心構え」です。たった2時間の講座であるため、カウンセリングに必要な様々な具体的なテクニックについては触れられません。
しかし、テクニックよりも、もっと大切なことを学ぶことができました。この講座で学んだことを土台として、今後の中級・上級講座にて具体的なテクニックを積み重ねていくのだと思います。
私は、現在カウンセラーではありませんし、今後カウンセラーになろうという予定もありません。しかし、人から相談されたり、悩みを打ち明けられる ということはこの先あると思います。
今回この講座で学んだことは、 そういった大切な家族・友人から悩みを聞く際に、
「どうやって相手の話を聞くか」
の大きな指針になってくれると思います
そして、学んだ事を実践できたならば、話をしてくれた自分の大切な人の支えになったり、寄り添う力になることができるようになると思います。
この講座は、実際に現場で何人ものクライアントさんから信頼を得続けているカウンセラーの先生から直接学ぶことができます。やはり、本で得られる知識と違い、その言葉には圧倒的な説得力がありました。
この講座で学んだことの一部は、私自身が以前本で読んで言葉として知っていたことでしたが、しっかりとワークを行い、カウンセラーの先生の経験から語られる言葉により初めて身に入った気がします。
カウンセラー養成講座初級という名前がついている通り、もちろんカウンセラーを目指す方にはおすすめですが、私のようにカウンセラーを目指す予定がない人にとっても、この初級講座は有意義な講座になると思います。
カウンセラーのように様々なテクニックを持っていなくても、この講座で学んだ土台があれば、相談事をしてくれた相手の力になれるし、自分が相手を想う気持ちも、きっと相手に伝わるようになると思いました。
(余談ですが、この講座を受けられる方は 是非、配られているテキストを先に開いて読むことはせずに、講座を受けていただきたいです)
看護師
長尾 百記 様
「傾聴」とは、どういうことだろう。と、長年疑問を抱いてきました。
言葉としては使用できても、本当の意味で傾聴するということはどういうことなのだろう。
どうすれば相手の気持ちになって聴くことができるのだろうか。今の聴き方は正しいのか。
聴くことのプロであるカウンセリングの先生方は、どのような視点で相談者の話を聴いているのだろう。
そんな疑問を晴らしてくれる講座だと思い、参加しました。
講座を受けてみて、目が覚めるような感覚になりました。自分がいかに頭でっかちだったのかよくわかります。なにより、本当の意味で相手の話を「聴く」とはどういうことなのか。そういった、人の心へ寄り添う「聴き方」を学ぶことができる講座だと感じました。
理屈を抜きにして聞いた先生の体験談は衝撃的でしたし、それ以上に胸が痛くなったり、悲しくて悲しくて泣きたくなったりと、自分の感情が動く場面が多かったです。それでも、カウンセラーとして人と向き合うとはこういうことなのだ、という事を丹下坂先生が一生懸命教えてくださって、また、実地で体験することができました。
先生方のカウンセラーとしての姿勢と誠実さ、その一端を講座中に垣間見ることができます。それがなによりの学びであり、傾聴の姿勢であると今回の講座で学びました。
今後も仕事で、生活していくうえで、傾聴の力を磨いていきたいです。
アートセラピスト
関村 友子 様
講師の先生の経験に基づいたお話、講座内容ともに、とても魅力的で引きつけられる、集中力が続くあっという間の2時間でした。
私は、人から悩みを相談された時に、出来ることなら、話したことで楽になって欲しいなあと、思っていました。
また、初対面の方とお会いして、その方の心に触れる部分の会話をすることもあるため、自分の学びを深めたいと思い、受講することに決めました。
講師の先生方のデモンストレーションでは、現役のカウンセラーさんが、どのように相談者さんのお話を聴いているのかを感じることができました。会場の皆さんと実践的に学び、実際に活かしやすいところが良かったです。
カウンセリングで、最も大切な土台となる心構えを学べたことが、本当に嬉しいです。自ずと、本当の「傾聴」に繋がっていくということを実感、納得させていただきました。
今後は、自信を持って話を聴くことが出来ると思います。
私はカウンセラーではありませんが、人と生きていく限り、どんな方にも、学んで欲しい内容だと思いました。優しく接したい、相手の気持ちを大切に扱いたいと思う方、今後、人と接する仕事を目指す方にも希望となる講座だったと感じています。
■講座カリキュラム
傾聴とは?
カウンセリングにおける3大条件とは?
■資格取得について
講座の講義、実習すべてに取り組むことで「初級実践心理カウンセラー認定資格」を取得することができます。認定証は、講座修了時に、講師が直接授与します。
教育学部にて自閉症を中心とする発達障害を専門に学び、大学卒業後は、国公立の特別支援学校教員として14年間勤務。
在職中に人間関係のストレスからうつ病を発症し、退職。
同じように苦しんでいる人の手助けをすべく、心理カウンセラーとして独立。
それと共に、自らうつ病を克服した際に用いた心理学、コミュニケーション学を応用し、独自の「必ず役に立つ、体感できる講座」を体系化する。
また、カウンセリング技術研修では、自らの経験から「苦しんでいる人が本当に必要としていること」を第一に、人の心の仕組みの深い理解、プロとしてあるべき意識の持ち方、そして必要不可欠な技術が網羅された、熱い中にも人間味のある講座を展開。
その人柄と他に例を見ない内容から、日本各地で絶大な人気を誇る。
児童心理学士。
大学では、社会心理学、人格心理学、犯罪心理学等、幅広く心理学を学ぶ。
卒業後、公立の小学校の勤務を経て、2006年、「カウンセリングMaNa」設立。
17年間で接したクライアントは9,000人を超える。
発達障害、不登校、職場・家庭・恋愛・人生の悩みと、クライアントが抱える問題は多岐に渡る。
そのクライエントが抱える生の悩みを詳細に分類、分析、体系化して作り上げたコミュニケーションを主体とした各種講座は、男女、年齢問わず、幅広い層の支持を得る。
受講者一人ひとりの想いに寄り添いつつ、会場全体を一つにまとめていくその手腕、そしてその温かさは、受講者の心に深く沁み込んでいく。
まったく問題ありません。基本の「き」から学んでいきます。知識を覚えるだけではなく、体を使って体感しながら学んでいくため、身に付きやすく忘れにくいという効果もあります。
今までにない新たな視点、気づきが得られる内容です。それらはあなたの思考の幅を広げることに繋がることでしょう。
初級コース修了後は、中級コース(アマチュア+プロ領域)、上級コース(プロ領域)、継続研修(プロ領域)と学びを継続し、自己研鑽に励むことができる場があります。
講座名称 | 実践心理カウンセラー認定講座 <初級コース> |
講師名 | 日本実践コミュニケーション心理学協会 高島昌彦/丹下坂愛実 |
開催日時/場所 | 【函館】 【札幌】 【小樽】 【千歳】 【八戸】 【青森】 |
受講対象 | カウンセリングや相談業務に興味、関心がある方なら、どなたでも歓迎いたします |
参加費用 | 3,000円 ※別途 認定料5,000円 ※会場によって、別途、会場費が加算される場合があります。詳しくは、各道新文化センターのフォームでご確認ください。 |
個人情報の取り扱い | 本講座終了後に、アンケートへのご記入をいただきます。そのご記入内容は、今後のコンテンツを改善する際の情報としてのみ利用し、第三者へ開示することはありません。但し、アンケート時に、「実名・イニシャル許可にチェックがある場合」に限っては、ホームページ等で紹介させていただくことがあります。 |
【八戸】 9/30(土) 満席
【青森】 10/ 1(日) 締切
【札幌】11/20(月)
【函館】12/10(日)
【八戸】 9/30(土) 締切
【青森】 10/ 1(日) 締切
【札幌】 11/20(月)
【函館】 12/10(日)
【札幌】 9/17~18 終了
【函館】 12/2~3
【函館】 2024年 6~9月
【東京】 11/25~26
【函館】 2/24~25
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