『ねぎらい』のシャワー!!
起こっていたことは、まさにカウンセリング!
美容師
鷲野 咲恵 様
高島先生、丹下坂先生と受講者の方との2日間。
私は心が温まっていくのを確かに感じました。
それはじんわりじんわり私の中に広まって、やがて体全体を優しく包み込む。
それは、相手が自分を思ってくれる心の温度そのものだったと思います。
カウンセラーとしての心構えや具体的な技術など、学びを得たこと、頭を使って考えたことはたくさんあります。
ただ、それらをどんなに上手に使えても相手を想う心がなければどんなに色をつけても形を変えても届かないこと。
それを心で実感しました。
先生が語るその言葉、表情、空気感、そのすべてにクライアントを思う心の温度を感じ、受講生とのワークでは私を思ってくれる気持ちがそのまま私を温めてくれました。
単に教わるのではなく起こっていたのはまさにカウンセリング。
それを心で感じられたこと、本当にかけがえのない特別な時間でした。
もうひとつ、私が感じた大切にしたいこと。
それは初めて自分を愛おしいと思えたことです。
弱みもあっていい。
これじゃなきゃ私じゃないし、これだから私で居られる。
これで良い。
たくさんの色を無理に持たなくていい、持ってる色に深みを持たせたらいい。
好きじゃない色は好きな色を重ねてみたら、綺麗な色になるかも知れない。
そんな風に思えました。
「こんな私、嫌だな」と落ち込んでいるもうひとりの私に「もう大丈夫だよ」と声をかけると、笑顔でこっちを向いてくれたような気がしました。
いろんな私と手を取り合えたら、難しい道も踏みしめながら歩んでいける気がする。
弱みは強みに、まだまだ成長できる。
そんな勇気が湧いてきました。
過去に、無意識のうちに抱えこみ、頑張れなくなり、そんな自分も嫌になり、前を向けなくなった時があります。
そんな自分が少しずつ前に進んで来られたのは、私を温めてくれた人がいたからです。
自分のために心を痛めてくれた人が居るからです。
誰かが自分に寄り添ってくれたら、その温度がチカラになる。
あの時温めてもらった自分の心。
今度は冷めないように自分で温められるように。
そして誰かを温められたら。
今、つらい思いをしている方がいたら、
苦しい時間が1秒でも短くなってほしい。
明日なんか来ないでほしい、そう思う日が1日でも減りますように。
その苦しみを、心の叫びを誰かに吐き出せますように。
「辛い」、「苦しい」って言えますように。
それを、わかってくれる、寄り添ってくれる人がひとりでも側に居ますように。
そう強く願いつつ、当たり前の日常に感謝しながら今日という日を丁寧に生きたいと思います。
本当にたくさんのことを感じた講座。
こんなに心が反応する学びは初めてでした。
改めて、高島先生、丹下坂先生、一緒に学びを深めて下さった受講者の皆さん、ありがとうございました。