実践コミュニケーション講師™
長尾百記（ながお ゆき）

• JPCPA実践コミュニケーション講師™
• 障害者病棟看護師
   

【担当講座】

• 実践コミュニケーション認定講座
  
   

私は、ずっと自分をコミュニケーションに向いていない人間だと思っていました。

自分に自信がなくて、人と話して機嫌を損ねてしまうのが怖くて言葉が出せない。そうしているうちにいつしか本当に言葉が出てこなくなってしまって、息ができなくなる。
そんな自分を変えたくて、コミュニケーションを学び始めました。

学ぶ前は、人とコミュニケーションが取れない自分がただただ苦しかったんです。とりあえず手探りで原因を探ってみたり、いろいろな本を読んだりしました。

原因がわからないからどうしていいかもわからなくて、ただ人が怖くて、何かあるたびに「この発言はダメだったんじゃないだろうか、相手が嫌な思いをしていたらどうしよう」なんて振り返って、吐きそうになるくらい後悔したりしていました。

そんな私がこちらの協会の講座に参加して感じたのは、自己開示をしても否定されない環境への安心感でした。２級講座を受け終わってみて、家族以外の、まったく見知らぬ他人と安心して話すことができた自分に気づいたんです。相手も自分も心穏やかにコミュニケーションをとるために必要な事を凝縮して学んでいくことができて、とても充実した時間でした。

そのような体験が増すにつれ、看護していくうえで学校で学問として学んでいても、コミュニケーションは奥が深くて、自分はすごく頭でっかちだったんだなぁと気づかされるようになりました。

それでも、日々生活している中で、少しでも「できた！」と思える場面があると嬉しくなりますし、成長している実感があって楽しいのです。そしてとても心が楽になります。心が楽になるとご飯もおいしく食べられるし、いいことがたくさんあります。

いま、この瞬間にも周囲の人とのコミュニケーションで苦しんでいらっしゃる方がいると思います。今日よりもちょっとだけいい明日を迎えるために、私と一緒に学んでみませんか？